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「犬」を描こう~鉛筆デッサン編~

制作時間
1~2時間
むずかしさ
★★☆☆☆

表コンテンツ

画材
メモ
画用紙(今回は大色紙を使いましたが普通に画用紙でOK)
 
鉛筆
2H~6Bの間で5本程度
ねりけし
 

(1) 形をとる

始めは、細部は気にしません。始めに一番気をつけるのは、大きさと位置です。
なぜなら、後で間違いに気づいても、大きさと位置はなかなか変えられないからです。
犬全体の大きさや位置、それができたら、頭と体の比率、それから耳、目、首輪など、大きいところ→小さいところの順に見ていきましょう。
細かなところは後でも修正できます。始めはとにかく広い視野で、全体の構図のバランスを取るのです。

鉛筆デッサン「犬」下書き

(2) 明暗をつけていく

形がとれたら、塗りに入ります。
ここでも大切なのは細かいところは気にしないこと。毛並みなんかは後でつけられます。今すべきことは、絵全体の明暗を決めること!

鉛筆デッサン「犬」明暗をつけていく

(3)絵全体を同時進行する

犬を描いたら背景も同じように進めていきます。
どっちかを置いてけぼりにしてはいけません。絵全体を同時進行で塗っていきます。ここでもまだ大切なのは細部ではなく、絵全体のバランス!

鉛筆デッサン「犬」全体をまんべんなく塗り進める

(4)タッチの向きを気にしながら、描き進める

タッチの向き(鉛筆を動かす方向)は、犬の毛の流れだったり、芝生の生えている向きだったり、
そのモチーフに合った方向でつけます。さっきまでで大まかな明暗がついているので、少し細かい所にも目を向けて、描写していきます。

鉛筆デッサン「犬」タッチの方向を気にしながら描き進める

(6)だんだん細かく描いていく

さっきまでは白 グレー 黒 の3段階くらいしか無かったのに、細かいところを見て描写していくと、どんどん色数が増えてきます。

鉛筆デッサン「犬」描き込んでいく

(7) 白い部分はねりけしで抜いたり、全体を調節して完成!

ねりけしは、消しゴムより紙を痛めずに優しく消せますし、「消す」というよりかは「描く」イメージで、白抜きしたいところに使います。特に白く光っている毛や、草の部分に使いました。

鉛筆デッサンで「犬」

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