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≫「球体(まるいもの)」を描こう
画材
- 画材
- メモ
- 水彩色鉛筆
- 講師作品は「笹部オリジナル」を使用
- 水彩紙
- 今回はヴィフアール(ハガキサイズ)
- 筆、筆洗、ティッシュ
- 筆は水筆でもOK
うすめの色で下書き
黄土色でうっすらアタリ(ざっくりとした形)をとってから、赤茶(モチーフの色)で下書き。影の色もうっすら描いておく。
これくらいドライで塗ったら、ウェット(水をつけた筆でぼかす)
丸ごとの方のいちじく・・・もようがタテ向きに入っていますが、塗り始めは立体感の方を重視してヨコ向きのタッチで。明るいところはうっすら塗る。真ん中のあたりは暗い&でっぱっているので強く。その下のあたりは、反射光(上から来た光が机に当たって反射した弱めの光)で少し明るい。
切ったいちじく・・・白い果肉のところは、ほとんど塗らないが少しだけうす黄色を塗って、あとは筆でのばす。真ん中の部分はリアルに描きすぎたらやや気持ち悪いので、ほどほどの描き込み具合で。
机の上の影・・・基本的にヨコ方向のタッチで。
ウェット~ドライで仕上げ
丸ごとの方のいちじく・・・りんかく線は、明るいところや奥になるところはうっすらで。特に暗い所には青系の色も入れてみたが、お好みで。
切ったいちじく・・・断面は「平面」、皮の方は「丸み」を意識したタッチの方向で。断面はみずみずしくしたいので、ドライは少なめでウェットを多めに、紙の白も残すことを意識する。真ん中の赤い部分は、筆先を使って細くウェットする。奥のりんかく線はうすめに。
この絵に使用したおもな色
笹部オリジナル水彩色鉛筆の色番号です。
皮の色…103(ライトイエロー)、603(ベージュ)、503(ライトグリーン)、316(クラレット)、216(マルーン)、416(ダークブルー)
断面………103(ライトイエロー)、309(ローズピンク)、316(クラレット)、216(マルーン)
影……………302(ペールパープル)、705(ウォームグレイ)