制作時間
むずかしさ
★☆☆☆☆

≫ 動画が見られない場合はこちら

構図、なんとなくで決めていませんか?
静物スケッチや鉛筆デッサンにおいてとても重要な「構図」について、基本的な考え方やコツをまとめました。
かっこいい構図は絵をグッと魅力的にしますし、無策な構図は絵の魅力を激減させてしまいます。
良い構図で初心者脱却!

このレッスンの課題ページはこちら
≫構図を考える

モチーフが1つの場合(例:机の上のりんごを描く)

・紙を縦にするか、横にするか
・大きさ
・位置
・どの角度を描くか
モチーフが1つの場合(例:机の上のりんごを描く)・紙を縦にするか、横にするか・大きさ・位置・どの角度を描くか

紙をタテにするか、ヨコにするか

タテ…ダイナミックに見えやすい
ヨコ…静かな印象になりやすい
紙をタテにするか、ヨコにするかタテ…ダイナミックに見えやすい ヨコ…静かな印象になりやすい

どれくらいの大きさで描くか

・本物より少し大きめが基本
・120-150%くらい紙の大きさにもよる
どれくらいの大きさで描くか

紙の中での位置

真ん中より上に描くと、下に空間を感じられ、机の上に置いている感が出る 背景に何か描くなら、下寄りでもよさそう
どれくらいの大きさで描くか

どの角度から描くか

「そのものらしい角度」を探そう
どの角度から描くか「そのものらしい角度」を探そう

複数モチーフの場合

・基本は三角形
・手前と奥を作る
・群と孤を作る
・やりがちNG構図 2つ
複数モチーフの場合・基本は三角形・手前と奥を作る・群と孤を作る・やりがちNG構図 2つ

全部固めて置くと・・・

・面白くない
・重なりすぎてて描きにくい
・重なって見えない部分の形が想像しにくい
全部固めて置くと・・・・面白くない ・重なりすぎてて描きにくい ・重なって見えない部分の形が想像しにくい

横一直線に並べると・・・

ナシではないが、面白みがなくなりやすい
横一直線に並べると・・・ナシではないが、面白みがなくなりやすい

基本は三角形

いろんな三角形が考えられる。主役にしたいものを手前に置くとよい。
基本は三角形いろんな三角形が考えられる 主役にしたいものを手前に置くとよい

手前と奥をつくると、ドラマチックに

手前と奥をつくると、ドラマチックに

いろんな方向を向けるのが無難

いろんな方向を向けるのが無難

群と孤で差をつくる

群と孤で差をつくる

やりがちNG構図(1)

画面の端(はし)にモチーフの端がちょうどある →きゅうくつに感じる
やりがちNG構図(1)画面の端(はし)にモチーフの端がちょうどある  →きゅうくつに感じる

余裕をもって入れるか、少しはみ出すか

はみ出しは「画面外への広がり」を感じさせることができる
余裕をもって入れるか、少しはみ出すか。はみ出しは「画面外への広がり」を感じさせることができる

はみ出し方に注意

はみ出しすぎると形の想像がしにくい 下を切ると安定感がなくなりやすい
はみ出し方に注意。はみ出しすぎると形の想像がしにくい  下を切ると安定感がなくなりやすい

やりがちNG構図(2)

モチーフ同士がちょうどくっついている
→意味ありげで悪目立ちしやすい
※緊張感を持たせたい、視線を集中させたい、という意図があるならOK
やりがちNG構図(2)モチーフ同士がちょうどくっついている  →意味ありげで悪目立ちしやすい  ※緊張感を持たせたい、視線を集中させたい、という意図があるならOK

離すか、重ねるかがベター

重ねると、モチーフ同士の距離感を演出しやすくなる
離すか、重ねるかがベター。重ねると、モチーフ同士の距離感を演出しやすくなる

第一印象は、構図力>描写力

・細かい描写はうまいが構図が良くない絵 ・描写は下手だけど構図がかっこいい絵 後者の方がぱっと見の見栄えが良い
第一印象は、構図力>描写力。・細かい描写はうまいが構図が良くない絵 ・描写は下手だけど構図がかっこいい絵  後者の方がぱっと見の見栄えが良い

構図を考える方法

絵を描きだす前に、意識しよう!
手カメラで紙にどう入れるか考える。
※デスケルもあると便利
構図を考える方法。絵を描きだす前に、意識しよう!  手カメラで紙にどう入れるか考える。 ※デスケルもあると便利

かんたん構図特訓法「写真で練習しよう」

目の前の景色を、構図を意識して写真に撮る
・どれくらいの大きさで
・どの角度から
・どう切り取るとかっこいいか?
かんたん構図特訓法「写真で練習しよう」目の前の景色を、構図を意識して写真に撮る ・どれくらいの大きさで ・どの角度から ・どう切り取るとかっこいいか?