2014.10.5

透明水彩でシクラメンとビー玉の描き方

20141005

『シクラメンとビー玉』 原明 あさの

こんにちは!
今回の画材は、

・水彩紙 (SMサイズ 227×158mm)
・透明水彩絵具

を使用しました。それでは早速いってみましょう!

(1) モチーフ(描く対象)を配置して、どんな絵にするか考える

20141005_01

今回はシクラメンと、ビー玉を数個置きました。
紙の大きさのことも考えて、どのように置いたらかっこいいか、配置を考えます。

(2) 雰囲気づくり

20141005_02

鉛筆で下書きをし、下塗りをしていきます。
どんな雰囲気の絵にするか想像を膨らませながら、イメージに合った色をおいていきます。
モチーフそのままの色よりも、「その色の奥にありそうな色」を入れたり、
「この花たちから感じる色」を入れてみたりします。
一筆一筆の色がふわっと広がってるのは、
紙に水を塗って、紙をしっとりさせてから絵の具を置いているからです。
始めの塗りのときの雰囲気作りによく使います。

(3) 固有色をおく

20141005_03

固有色=「そのものが持っている、見たままの色」です。
先程は「見たままよりもイメージの色」を使いましたが、このあたりで固有色を入れてみました。
シクラメンは茎が特徴的な色をしていますよね。

(4) 少し洗う

20141005_03

今までは茎と茎の間も避けて塗らずに、同じように色をのせていました。
このあたりで茎の隙間は軽く洗って、空間 を出しておきます。
(水だけをつけた筆で、白く抜きたいところをこすって、絵の具を取る)
始めから空間をよけて茎を塗っても良いのですが、
塗り始めは全体の統一感のほうを重視して、わざと塗っていました。
透明水彩絵の具は、大幅な修正ができないので、おそるおそる塗ってしまいがちですが、
こういう大胆なところがあるのも良いと思います。

(5) 特徴を出す

20141005_04

茎の微妙な色の変化や、葉の裏表の色の差、
机に落ちている影など、特徴を捉えながら描いていきます。

(6) 描き込み

20141005_05

咲いている花より、つぼみの方がピンクが強いですね。
描いていると、はじめは見えていなかった部分に気がついて、色々な発見があります。
根元の方にある、小さな白いつぼみも描きました。
葉の模様とビー玉の細かい光は、細い筆で洗っています。
洗いすぎると紙が傷ん でしまうので良くありません。

白いところを「残す」か「白を塗る」か「後で洗う」のか、透明水彩画のコツのひとつです。
場合によって使い分けます。「透明水彩の白」の話は、また別の記事にしますね。

(7) 完成!

20141005

植木鉢の模様や、ビー玉の中の薄い影、花の根元の色など入れます。
全体のバランスを壊さないように仕上げて、完成!

◀︎ 鉛筆デッサン 犬の描き方

コラム一覧へ

【動画】猫の絵 の描き方 ▶︎

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

おすすめ記事